こんな素敵な映画が私の故郷、新湊で撮影されてたなんて。
懐かしい神社や運河沿いの道、小さな町並みのなかで登場人物たちが紡ぎ出す、透明感あふれるドラマは、ともすれば重くなりがちなテーマを優しく包み込み、見終える頃には何ともいえない不思議な清々しさで心いっぱいになりました。まるで坂本マジックにかかっていたような・・・・・。
立川志の輔〈落語家〉

ま白が、ま白の小さな決意が、とても、愛しい。
思い出した。「恋」とは、このタカラモノ感なんだと。
人工着色料のついてない「恋物語」を、久々に観ました。 ありがとう。ま白。
福本伸行〈漫画家〉

何かに行き詰まりを感じている人、今に満足な人にも見て欲しい映画です。
不器用にも一生懸命に優しい人々と、冬の高岡の美しい風景が、心の深呼吸をさせてくれました。
高田サンコ〈漫画家〉

久しぶりに映画を見てヒロインに恋をした!
主演の佐藤みゆき恐るべし!

普段は意識していない生活音や人の息づかい、足音など、
生々しくも繊細な音作りと画作りは新人監督とは思えぬクオリティー。
坂本監督の才能に惚れました。
阿部真士〈テレビ東京プロデューサー〉

久しぶりに心がキュンとしたり、ギュッとしたり、グサっとしたり。
本当に面白い映画でした。
富山を舞台に繰り広げられる物語ですが、これは田舎者が観ると、また一層心にくる映画だと思いますね。(私、島根県出身なもので。。)
地元にいた頃のなんともいえない閉塞感。でも、都会に対する恐怖もあったり。。
毎日、素敵な何かが起こるんじゃないかと思うんだけど、何も起こらない、そんな田舎ライフ。。
おっと、ただの若手芸人が映画を語るなんておこがましいので、この映画の良いところを3つ。
①真白ちゃんが可愛い!
②富山の風景が超綺麗!
③尺が丁度良い!!!!
(小学生でも書ける感想だな。)
その他にも良い部分は山ほどあるのですが、それは皆様が観て感じて下されー!!
ニッチェ 江上敬子〈お笑い芸人〉

誰もが優しく重たい愛を抱えた中で、真白の恋だけはずっと雪景色のようにキリッとまっしろで、羨ましかった。
心には"愛"ではない、"恋"にしか触れられない部分が確かにあることを、思い出させてくれました。
こざき愛衣〈漫画家・イラストレーター〉

代わり映えの無い日々に、ある日突然恋が降ってくることって、きっと誰にでもある。運命としか思えない出会いが、その先の進展を見ずに消えていくことも。恋ゆえに飛び出そうとする真白、愛ゆえに阻もうとする父、自分の恋が実らないがゆえに、真白を応援してくれる雪菜。みんなあったかくて、みんな切ない。
黒丸〈漫画家〉

坂本が映画を撮った。地元の富山の港町で。 映画とは人との関係なのだ、スタッフキャス トとの関係なのだと、素直に伝わって来る。 優しく一生懸命な監督の人柄がそのまま画になって、息づいている。 これはそう簡単なことではない。
冨樫森〈映画監督〉

人は同じ場所にいても、見えている景色は違う。 しかし、その一瞬を同じ温度で感じられたら、 それは恋なのかもしれない。
平岡祐太〈俳優〉

主人公の真白、雪景色の立山、タイトル…
連想するのはもちろん「白」
でも、映画を観終わったあとの気持ちはとてもカラフル。
真白のまわりのみんなの想いが、白いキャンパスの彩りとなっているような作品です。
野田聖子〈衆議院議員〉

家族や友人、近所の人々の富山県民らしい温かく深い愛情に包まれながら、健気に恋をし、成長していく主人公「真白」のひたむきな姿に、心から感動しました。
また、3年前に「世界で最も美しい湾クラブ」への加入が承認された富山湾や、雄大な立山連峰、雪が舞う新湊内川の街の風景などがとても印象的に映し出しており、多くの皆さんが冬の美しい富山を感じながら「真白」を応援したくなる作品だと思います。
ご鑑賞後は、舞台となったロケ地をぜひ訪れていただき、「真白」が辿った世界をゆっくりと楽しんでいただければ幸いです。
石井隆一〈富山県知事〉

「真白の恋」を観た時、素直に良い映画だと思った。
主人公の真白の心に恋心が芽生えていく変化とともに、冬の富山の美しい風景と季節の移りゆく様子が、丁寧に撮られており、静謐なトーンで表現されているのがとても印象深い。
人を好きになる感情はごく自然なこと。
しかし、軽度な障害を持つ真白を思うあまり、普通に恋してほしいという願いと、傷つけたくないといった思いが、真白を取り巻く人々の中で交錯する。
そういった、富山に暮らす人々の心の繋がりと家族愛が、ありのままに描かれた作品と言えるのではないだろうか。
森 雅志〈富山市長〉

主人公「真白」の真っ直ぐな心に引き込まれ、自然と感情移入ができる作品でした。私の場合は、親の立場からなのでしょうか、それとも初恋をした淡い記憶なのでしょうか。
いつも変わらずある富山・射水市の景色の中でゆったりと流れる時間とそこにある一家族の葛藤や愛情のドラマが、見た人がどこか懐かしさを覚え、郷愁を誘う物語となっていると感じました。
舞台となった射水市が美しく映像に映し出され、ふるさとの良さが再発見できる素敵な作品です。是非とも多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
夏野元志〈射水市長〉

仕事上、これまで多くの「真白」の家族と接してきたので共感(理解)できるところが多くありました。但し、“真白”の言葉は初めてです。是非多くの人に真白の言葉を聴いてほしいと思いました。天狗平山荘から望む夕方の富山平野は映画の通りです。素晴らしい写真が撮れます。
舟橋貴之〈立山町長〉